1. 日本百名山を完登しました!~百座目は飯豊山~
ブログ マチベンの日々

 
7月30日、ついに日本百名山を完登!
百座目は、山形・新潟・福島県の3県にまたがる山、飯豊山(いいでさん)2105.1M。
 
梅雨明けを想定して計画を立てたが、予想に反し、東北は梅雨明けせず。
よって、雨の中の山行きとなった。
京都の山仲間3人と神奈川のN弁護士を入れて総勢5人。
 
飯豊山は、飯豊連峰という山々の中の1つで、登山口はいくつかあるが、どこから入っても、稜線に出るまでかなりの標高差があり、しかも急登である。
 
7月29日、山形県側の梶川尾根(標高差約1600M)を登った。
登山口からすぐに急登が始まり、両手で木の根をつかみながら登らなければならないほどの登りだった。幸い(?)、今にも雨が降りそうな曇り空であったため、温度がさほど高くなく、なんとかへたばらず、稜線まで出ることができた。
稜線に出る少し前から雨が降り出した。
その日は、梅花皮(かいらぎ)小屋泊。
東北の山小屋は、管理人はいても自炊しなければならない小屋がほとんどだ。
梅花皮小屋は、まだ新しく綺麗で大きな小屋だった。
長く続く雨のため、シーズンになっても登山客はほとんどないらしく、管理人さんから「こんな日によく登って来たね」と労われた。
午後2時前に到着したため、小屋の2階を私たちのグループだけで占領し、宴会で盛り上がった。
 
7月30日、朝から雨。
晴れていれば素晴らしい稜線歩きのはずで、しかも今日が百名山達成の日なのに、雨のため視界もなく、テンションは上がらず。
雪渓もかなり残っており、雪渓ではストックをつきながら怖々慎重に歩く。
でも飯豊山に登り始める頃、雨が徐々に止んできた。
12時半、飯豊山頂上に到着。
視界はないが、雨が止んだため、お祝いの旗をもらって皆で記念撮影し、万歳をする。
その後、山頂近くの本山(ほんざん)小屋へ。
小屋の管理人のおじさんに「百名山達成した」と言うと、おじさんは、飯豊山の記念バッジをくれ、「缶ビールが本当は1000円なんやけど、今日はお祝いに800円にしとくわ」と言った。
それで、またまた宴会。
 
7月31日、下山日。
当初の予定では、川入登山口に下りる予定であったが、土砂崩れのため道路の通行が不可となり、弥平四郎登山口へ変更していた。
標高差約1400Mを一気に下る。
最後の下りが長く急で、しかも雨に濡れて滑りやすくなっており、足がヘロヘロになった。
 
雨の中の飯豊連峰登山は、苦行だった。
山仲間が同行してくれたから、なんとか達成できたと思う。
飯豊連峰は、本当に奥深い厳しい山だと実感した。
いつか晴れた日にもう1度登るだろうか・・・・・???
 
 
 
 

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