1. 弁護人、取調べの録音・録画を申し入れ
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弁護人、取調べの録音・録画を申し入れ

 
大阪地検特捜部の証拠改ざん事件で、佐賀前副部長の弁護人が、最高検察庁に対し、前副部長に対する取調べをすべて録音・録画するよう申し入れた。
「密室での違法・不当な取り調べによる虚偽の自白で、多くの冤罪が生み出されてきた」と指摘。
申し入れは、佐賀副部長の意向も踏まえているとのこと。
 
これまで「取調べの可視化」に強く反対してきた検察庁。でも、検察官自身が、密室で作成される供述調書がいかに「作文」であるかを一番よく知っているはず。いざ、自分が被疑者になると、やはり、最高検によって事実がゆがめられると確信しているのだろう。
 
検察官でさえ、自分が被疑者になると、求める「取調べの可視化」。
これを機に、是非、実現してほしい。
 

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