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女性弁護士の法律コラム

(最新判例)同性婚を認めないのは違憲(札幌地裁)


同性婚を認めていない民法や戸籍法の規定が憲法反かどうかが争われた訴訟の判決で、札幌地裁は、2021年3月17日、同性婚を認めないのは憲法14条(法の下の平等)に反し違憲という判断を下しました。

世界主要7カ国(G7)で、同性婚を認めていない国は日本だけです。

判決は、性的指向は性別や人種と同様、自らの意思で選択や変更ができない個人の性質だと指摘し、婚姻による法的効果を享受できないのは不合理な差別にあたると判断しました。

時代の流れに沿って、性的少数者の権利を保護した画期的な判決と言えます。

同性カップルについて、自治体レベルでは、結婚に相当する関係と認める制度の導入が進んでいますが、法的な効力はありません。

多様性を認め合う社会は世界の流れです。

国の反応には鈍いものがありますが、このような流れを止めることはできないでしょう。






略歴

岐阜県岐阜市出身
県立岐阜高校卒業
京都大学法学部卒業

1982年4月
弁護士登録 京都法律事務所に入所

1986~89年度
日本弁護士連合会女性の権利委員会委員

1990~92年度
京都弁護士会両性の平等に関する委員会委員長

1992~98年度
滋賀県女性問題懇話会委員

2005年から現在まで
立命館大学法科大学院リーガルクリニックアドバイザー

2011年12月
京都法律事務所 退所

2012年1月~2020年12月
京都リバティス法律事務所在籍

2021年1月
京都法律事務所再入

京都新聞「女の相談室」、同山城版「女の法律」、リビング京都「女と法律」などに連載執筆しました

趣味
登山(2013年8日本百名山完登)、スキー、フラメンコなどのダンス、絵を描くこと、料理を作ることと食べること

離婚・相続・遺産分割・遺言などの家事事件を専門としています。
また交通事故、借地借家、不動産トラブルなどの一般民事事件も扱っています。

2021年1月、9年ぶりに古巣の京都法律事務所に戻ってきました。皆様の身近な弁護士(=マチ弁)として仕事をしていきたいと思います。
弁護士になって以来、女性をめぐる様々な問題をライフワークとして取り組んできました。これからも、弁護士として、1人の女性として、同じ目線で、女性の人生を考えていくつもりです。
そして一人ひとりが人間として大切にされる社会の実現を目指します。

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