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黒澤弁護士の“知ってますか”

医療事故訴訟の審理期間

医療事故訴訟の審理期間は一般民事の裁判に比べて長くかかると言われています。以前は5年以上を要する事件も珍しくありませんでしたが、平成15年に裁判の迅速化に関する法律ができてからは裁判所も医療専門部を設けるなどして期間が短くなる傾向にあります(平成27年時点では京都に医療専門部は設けられていません)。平成25年の最高裁の報告書によれば、医療事故訴訟の一審の平均審理期間は2年強となっています。ただ、それでも民事一審訴訟の平均審理期間の約3倍はかかっています。また、上記期間は提訴してから一審判決が出るまでの期間なので、原被告のいずれかが不服申立(控訴)手続きを取ることになるとさらに期間は長くかかります。さらに、医療事故訴訟の場合、提訴時までに証拠保全や過失の有無について見通しを立てる「調査」の期間が必要になることが多いので、当事者としては、やはり相当長期間かかることを覚悟する必要があります。もちろん事件を引き受ける弁護士の側も相当の覚悟をもって引き受けることになりますが...。

略歴
大阪府出身
洛北中学校卒業
立命館高校卒業

1985年
立命館大学法学部入学 薬師寺ゼミ(国際公法)

1996年
司法試験合格(50期)

1998年
弁護士登録 京都法律事務所入所

2011年
京都弁護士会 副会長

2013年
京都弁護士会 高齢者障害者支援センター運営委員会 副委員長・京都弁護士会 紛争解決センター運営委員会 副委員長

2014年
京都弁護士会人権擁護委員会委員長
日弁連人権擁護委員会
近畿弁護士連合会人権擁護委員会
日栄・商工ローン被害対策京都弁護団 事務局長
中国残留孤児国家賠償訴訟京都弁護団 事務局
シベリア抑留国賠訴訟弁護団 事務局長
青年法律家協会京都支部 事務局長
NPO法人 患者の権利オンブズマン関西常任委員などを歴任

趣味等
学生時代は中高大とソフトテニス部に所属していました。最近は小ネタ手品に興味があります。

ココ山岡事件
日栄不当利得金返還請求訴訟その他消費者事件
薬害ヤコブ病事件
中国残留孤児国家賠償訴訟
城山共同作業所事件
医療過誤事件
今西税金裁判
シベリア抑留国家賠償訴訟
新生存権裁判

弁護士として最初にかかわった事件が医療事故であったので、医療事故に関心があります。
また、最近は、裁判所から遺産分割、遺留分減殺請求や破産管財事件、成年後見事件を引き受けることが多くなっています。
法律事務所に来られる方は、精神的に追い詰められた方が多いので、ご相談をお聞きするときは、話しやすい雰囲気を作るように心がけています。また、事件のご依頼を受けた場合は、事務所のモットーである「敷居は低く、志は高く」を意識しつつ、できるだけ難解な法律用語を使わないようにして事件の進行について理解をしていただきながら、一緒に事件解決を目指すようにしたいと考えています。